モデルの詳細情報
初代ラフェスタ(B30型:2004年-2012年)
日産が2004年12月に発売を開始したミニバン。「ラフェスタ」とはイタリア語で「お祭り」を意味し、家族で楽しく過ごせる空間を表現している。5ナンバーサイズながら、室内は広々とした設計で、2列シート7人乗りと3列シート8人乗りをラインナップ。
エンジンは2.0L直4 MR20DEを搭載し、CVTとの組み合わせで低燃費と滑らかな走行性能を実現。インテリアは高級感のある仕上がりで、センターコンソールには使いやすい位置に各種スイッチを配置。
2代目ラフェスタ(CWEFWN型:2011年-2018年)
2011年に発売された2代目は、マツダ プレマシーのOEM供給を受けて開発。先代の7-8人乗りから2列シート5人乗り専用となり、よりコンパクトなサイズに。
パワートレインは2.0L直4 LF-VDエンジンを搭載し、5速オートマチックトランスミッションと組み合わせ。燃費性能と走行性能のバランスを重視した設計となっている。
デザインは先代より洗練されたエクステリアとなり、フロントグリルには日産の企業イメージを反映したVモーショングリルを採用。インテリアも高品質な素材を使用し、使い勝手の良い収納スペースを随所に配置。
ラフェスタ ハイウェイスター(2011年-2018年)
2代目のスポーティグレードとして設定されたハイウェイスター。専用エアロパーツやアルミホイール、専用サスペンションチューニングにより、よりスポーティな走りと外観を実現。
内装も専用スポーツシートや本革巻きステアリングなど、上質な仕様となっている。安全装備も充実しており、横滑り防止装置(VDC)や衝突軽減ブレーキなどを標準装備。
2018年6月に生産終了となり、日産のミニバンラインナップからは姿を消すことになった。コンパクトながら使い勝手の良さと走行性能を両立させた車種として、多くのユーザーに支持された。