タイプI スーパーハイキャスパッケージ(1991年式)の統計情報
最小価格: 74 万円 (走行距離: 6.0万km)
最大価格: 245 万円 (走行距離: 6.0万km)
平均価格: 159.5 万円 (平均走行距離: 6.0万km)
モデルの詳細情報
180SXの誕生と初代モデル(1989年)
シルビアのクーペ版として登場した180SX。「180」は搭載された1.8LのCA18DETエンジンに由来します。特徴的なリトラクタブルヘッドライトとファストバックスタイルのリアデザインは、当時の若者を中心に大きな人気を集めました。初期モデルはタイプⅠ、タイプⅡ、タイプⅢのグレード展開でした。
エンジン変更とモデル充実期(1991年)
1991年のマイナーチェンジでは、エンジンがCA18DETから2.0LのSR20DETに変更され、より強力なパワーユニットとなりました。ただし車名は180SXのままで継続されました。タイプS、タイプX、タイプRといったスポーティーなグレード設定も特徴的でした。
最終モデル期(1996-1998年)
1996年に最後のマイナーチェンジを実施。フロントバンパーのデザイン変更や、内装の質感向上などが図られました。タイプSとタイプXのグレード構成となり、よりスポーティな走りを追求。1998年12月の生産終了まで、多くのファンに愛され続けました。
180SXの特徴と評価
FRレイアウトと軽快なハンドリング、ターボエンジンによる力強い加速性能により、ドリフトやサーキット走行などモータースポーツでも活躍。カスタマイズのベース車両としても人気が高く、現在でも中古車市場で高い人気を誇ります。シルビアと共に日産を代表するスポーツカーとして、その名を歴史に刻みました。
180SXの遺産
生産終了後も、ドリフトシーンやチューニングカー文化において重要な存在として位置づけられています。海外でも「240SX」として展開され、グローバルに高い評価を得ました。現代においても、そのスポーティなデザインと優れた走行性能は多くのファンから支持され続けています。