モデルの詳細情報
初代モデル(1996年-2001年)
トヨタ コロナプレミオは1996年1月、コロナの後継モデルとして登場しました。従来のコロナとは一線を画す高級感のあるスタイリングと装備で、新しい時代のFFセダンとして注目を集めました。エンジンラインナップは1.8L(4S-FE)、2.0L(3S-FE)のガソリンエンジンを搭載。上級グレードには2.0L直4ターボ(3S-GTE)も設定され、スポーティな走りも実現しました。
2代目モデル(2001年-2007年)
2001年12月、プレミオとして独立したモデルへと進化。コロナの名を外し、プレミオ単独での展開となりました。プラットフォームはカローラと共通化され、車体サイズは全長4,575mm、全幅1,695mmとなり、取り回しの良いサイズながら室内の広さを確保。エンジンは1.8L(1ZZ-FE)、2.0L(1AZ-FSE)を搭載し、CVTとの組み合わせで滑らかな走行性能を実現しました。
主要な特徴
- 高品質な内装材の採用による上質な室内空間
- 同一プラットフォームのアリオンとの差別化を図った上質なデザイン
- VVT-i搭載エンジンによる低燃費と力強い走り
- 充実した安全装備(VSC、TRC、SRSエアバッグなど)
- 4WDモデルもラインナップし、多様なニーズに対応
最終モデル
2007年6月のマイナーチェンジを最後に、2021年12月に生産を終了。25年にわたる歴史に幕を下ろしました。後継モデルは実質的にカムリへと統合され、プレミオのDNAは受け継がれています。コロナプレミオ/プレミオは、トヨタの中核を担う4ドアセダンとして、日本の自動車史に大きな足跡を残しました。