モデルの詳細情報
初代モデル(1982年-1988年)
カローラをベースに開発されたスプリンターカリブは、1982年に登場したステーションワゴン型のスポーツカーです。4ドアハードトップの斬新なスタイリングと、実用性を兼ね備えた車として注目を集めました。エンジンは1.5L、1.6Lの直4ガソリンエンジンを搭載。4WDモデルも設定され、スポーティな走りと実用性を両立させました。
2代目モデル(1988年-1995年)
1988年にフルモデルチェンジを実施。初代の特徴を継承しながら、よりスタイリッシュなデザインへと進化しました。エンジンラインナップは1.6L直4に加え、4A-GEを搭載したGT-Zが追加され、本格的なスポーツモデルとしての性能を獲得。4WDシステムも改良され、より高い走行性能を実現しました。
3代目モデル(1995年-2002年)
最後となる3代目は、より洗練されたデザインと高い走行性能を特徴としました。エンジンは1.6L、1.8L直4を搭載し、特に1.8L搭載車は175PSを発揮する高性能モデルとして人気を博しました。サスペンションもスポーツ走行向けにチューニングされ、ハンドリング性能が大幅に向上。
しかし、SUVの台頭やステーションワゴン市場の縮小により、2002年に生産終了。20年にわたる歴史に幕を下ろしました。スプリンターカリブは、実用性とスポーツ性能を高次元で両立させた独創的なモデルとして、多くのファンに愛され続けています。