モデルの詳細情報
初代モデル (2012年-2017年)
トヨタ ピクシスエポックは、ダイハツ・ミライースのOEM車として2012年5月に発売されました。軽自動車規格に準拠した5ドアハッチバックで、低燃費と使いやすさを追求したエコカーとして登場しました。
KF型エンジンを搭載し、CVTとの組み合わせにより、当時のJC08モード燃費で30.0km/Lという優れた燃費性能を実現。また、アイドリングストップ機能「eco IDLE」を採用し、さらなる燃費向上を図りました。
2代目モデル (2017年-現在)
2017年5月にフルモデルチェンジを実施。プラットフォームをダイハツ・ミライースと共通の新開発のものへと刷新し、軽量化と高剛性化を両立させました。
デザインは先代よりもモダンで洗練されたものとなり、フロントマスクには大型のグリルを配置。室内空間も拡大され、居住性が向上しました。
パワートレインは新開発のKF型エンジンを搭載し、CVTとの組み合わせで燃費性能をさらに向上。WLTCモード燃費で最大35.4km/Lを達成しました。
安全装備も充実し、スマートアシストⅢを標準装備。衝突回避支援ブレーキ機能や誤発進抑制制御機能、車線逸脱警報機能などの先進安全技術を搭載しています。
2020年には一部改良を実施し、スマートアシストⅢがさらに進化。夜間歩行者検知機能が追加されるなど、安全性能が向上しました。また、インテリアの質感向上や、スマートフォン連携機能の強化なども行われています。
現行モデルは、コンパクトなボディサイズながら優れた実用性と経済性を両立し、軽自動車市場で高い評価を得ています。特に低燃費性能と充実した安全装備は、エントリーユーザーから高齢者まで幅広い層に支持されています。