レクサス ＲＺ
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レクサス RZ - 初代モデル (2023年～)

レクサス RZは、レクサスブランド初の電気自動車（BEV）専用モデルとして2023年に登場しました。トヨタ/レクサスが開発した電動車専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用し、SUVとしての実用性と先進的な電動パワートレインを融合させています。 モデル名の「RZ」は、「Refined（洗練）」と「Zero emissions（ゼロエミッション）」を表現しています。デザインは、レクサスの象徴的なスピンドルグリルを電気自動車向けに再解釈した「スピンドルボディ」を採用し、空力性能と先進性を両立させています。 パワートレインは、フロントとリアに電気モーターを搭載した電動AWDシステム「DIRECT4」を採用。フロントモーター150kW（204PS）、リアモーター80kW（109PS）の合計230kW（313PS）の最高出力を実現しています。 特徴的な装備として、ステアバイワイヤシステム「One Motion Grip」をオプション設定。従来のステアリングホイールに代わり、ヨーク型ステアリングを採用し、最小限の操作で意のままの走行を可能にしています。 71.4kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、WLTCモード航続距離は約470kmを達成。急速充電では150kWの充電に対応し、30分で80%まで充電が可能です。 インテリアは、レクサスの伝統的な上質感を継承しながら、電気自動車ならではの先進的なデザインを採用。14インチの大型タッチスクリーンや最新のレクサスセーフティシステム+を標準装備し、快適性と安全性を高次元で両立しています。 RZは、レクサスが掲げる2035年までの全車種電動化という目標に向けた重要なモデルとして位置づけられており、ブランドの電動化戦略を象徴する一台となっています。