トヨタ プレミオ
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初代プレミオ（2001年-2007年）

トヨタのカローラ系セダンとして2001年12月に登場したプレミオ。姉妹車のアリオンと共に、カローラセダンの上級モデルとして位置づけられました。エクステリアは落ち着いた雰囲気を持ち、ビジネスユースにも適した洗練されたデザインを採用。1.5L、1.8L、2.0Lの3種類のエンジンラインナップで展開され、FFまたは4WDを選択可能でした。

2代目プレミオ（2007年-2021年）

2007年6月にフルモデルチェンジを実施。先代同様、アリオンと共に開発された2代目プレミオは、より上質感を高めたエクステリアデザインと快適な室内空間を特徴としました。パワートレインは1.5L、1.8L、2.0Lの3種類のエンジンを継続して採用。特に1.8Lエンジン搭載車は、バルブマチック技術の採用により、優れた燃費性能と走行性能を両立させました。 2010年4月のマイナーチェンジでは、フロントグリルやヘッドライトのデザインを変更。さらに2012年には、エアロスタイリングを強調したスポーティグレード「1.8X Lパッケージ・プライムセレクション」を追加するなど、商品性の向上を図りました。 2016年6月の2度目のマイナーチェンジでは、Toyota Safety Senseを標準装備化し、予防安全性能を大幅に向上。フロントデザインも現代的な印象に刷新され、LEDヘッドランプを採用しました。 長年にわたり、ビジネスユースからファミリーカーまで幅広い用途で支持されてきたプレミオは、2021年3月に惜しまれながら生産終了となりました。セダン市場の縮小と、SUVやミニバンの台頭により、その役目を終えることとなりましたが、トヨタを代表する上質なセダンとして、多くのユーザーから愛され続けた車種として記憶に残っています。