オデッセイハイブリッド 初代(2016年2月-2021年12月)
2016年2月、5代目オデッセイのマイナーチェンジに合わせて、初のハイブリッドモデルが追加されました。SPORT HYBRID i-MMDと呼ばれるハイブリッドシステムを搭載し、2.0L直列4気筒エンジンと電気モーターを組み合わせることで、優れた燃費性能と力強い走りを両立させました。JC08モード燃費は26.0km/Lを達成。
パワートレインは、2.0L直列4気筒エンジン(145PS)と電気モーター(184PS)の組み合わせで、システム最高出力は215PSを実現。エンジンは主に発電用として機能し、実際の駆動は主に電気モーターが担う仕組みとなっています。
オデッセイハイブリッド 2代目(2021年12月-現行)
2021年12月、6代目オデッセイとして全面刷新。新世代のe:HEV(イーエイチイーブイ)システムを採用し、さらなる進化を遂げました。2.0L直列4気筒アトキンソンサイクルエンジンと新開発の電気モーターを組み合わせ、WLTCモード燃費は23.2km/Lを実現しています。
新型では、先代から継承した7人乗り・8人乗りのシートアレンジに加え、室内の質感を大幅に向上。Honda SENSINGも進化し、より高度な安全運転支援システムを搭載しています。パワートレインは、システム最高出力184kW(250PS)まで強化され、より力強い走りが可能になりました。
外観デザインも一新され、より洗練されたスタイリングとなり、フロントグリルやLEDヘッドライトなど、先進的なデザイン要素を採用。室内では、12.3インチ大型ディスプレイを採用し、デジタルメーターと合わせて先進的なコックピットを実現しています。
ハイブリッドシステムは、モーター走行を基本とし、高速巡航時にはエンジンの動力を直接駆動輪に伝えるエンジン直結走行も可能な機構を採用。状況に応じて最適な走行モードを自動で選択することで、優れた環境性能と走行性能を両立させています。