ホンダ モビリオスパイク
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モビリオスパイク 初代(2002年-2008年)

2002年9月に発売されたモビリオスパイクは、ホンダのモビリオをベースに開発されたスポーティなミニバンです。外観デザインは斬新なウェッジシェイプを採用し、特に後部のリアピラーの傾斜が特徴的でした。

エンジンは1.5L直列4気筒VTEC（L15A型）を搭載し、最高出力115PS、最大トルク14.7kg・mを発生。トランスミッションはCVTを採用し、スムーズな走行性能を実現しました。

W（ダブル）モデル(2004年)

2004年にはスポーティグレードとして「W」が追加されました。専用のエアロパーツやアルミホイール、スポーツサスペンションを装備し、よりアグレッシブな走りを実現。内装も専用スポーツシートやアルミペダルを採用し、スポーティな雰囲気を演出しました。

マイナーチェンジ(2005年)

2005年10月のマイナーチェンジでは、フロントグリルやヘッドライト、リアコンビネーションランプのデザインを変更。内装も一部改良され、より洗練された印象となりました。また、安全装備も充実し、サイドカーテンエアバッグやVSA（車両挙動安定化制御システム）をオプション設定しました。

特徴的な装備

モビリオスパイクの特徴的な装備として、助手席シートバックテーブルや、リアシートの6:4分割可倒機構などが挙げられます。また、荷室の使い勝手を考慮し、リアゲート開口部を大きく確保。さらに、ユーティリティボードを標準装備し、荷室の多目的な活用を可能としました。

生産終了

2008年12月に生産終了。約6年の販売期間で、スポーティなスタイリングと実用性を兼ね備えたミニバンとして、独自の存在感を示しました。後継モデルは設定されませんでしたが、ホンダのミニバン開発における重要なモデルとして位置づけられています。