ホンダ Ｎ−ＶＡＮ ｅ：
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初代N-VAN (2018年7月〜現行)

N-VANは、ホンダが2018年7月に発売を開始したNシリーズの商用バンモデルです。「働く人の相棒」をコンセプトに開発され、軽自動車ながら優れた積載性と使い勝手を実現しています。

グレード構成と特徴

発売時のグレードは、ベーシックな「G」、上級グレードの「L」、そしてターボエンジン搭載の「+STYLE FUN」、「+STYLE COOL」の4グレード展開でした。2019年には特別仕様車「+STYLE COOL・Honda SENSING」も追加されています。

パワートレイン

エンジンは、自然吸気の660cc直3エンジン（52PS）とターボエンジン（64PS）の2種類を設定。トランスミッションはCVTのみの設定で、駆動方式は2WDと4WDから選択可能です。

実用性を重視した装備

N-VANの特徴的な装備として、助手席側の中央ピラーを省略したアイデアが挙げられます。これにより、助手席側から大きな荷物の積み下ろしが容易になりました。また、助手席を倒すことで最大長2メートルの荷物も積載可能です。

安全装備

Honda SENSINGを搭載したグレードでは、衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能、路外逸脱抑制機能などの先進安全装備を標準装備。商用車でありながら、高い安全性能を実現しています。

2020年マイナーチェンジ

2020年には一部改良が実施され、ホンダ・コネクトの採用やカラーバリエーションの拡充などが行われました。実用性を重視しながらも、時代のニーズに合わせた進化を続けています。

市場での評価

発売以来、その実用性の高さから個人事業主や小規模事業者を中心に支持を集めています。特に、広い開口部と使い勝手の良さ、そして軽自動車ならではの経済性が評価されています。