20B タイプE(1990年式)の統計情報
最小価格: 107 万円 (走行距離: 5.1万km)
最大価格: 170 万円 (走行距離: 5.1万km)
平均価格: 138.5 万円 (平均走行距離: 5.1万km)
モデルの詳細情報
初代モデル(1990年-1996年)
1990年5月に発売された初代ユーノスコスモは、マツダが展開していたユーノスブランドのフラッグシップモデルとして登場しました。エンジンには20B型3ロータリーエンジンを搭載し、最高出力280PSを誇る高性能車でした。外観デザインは流麗なクーペスタイルを採用し、ポップアップヘッドライトや丸型4灯式テールランプなど、90年代を象徴するスタイリッシュなデザイン要素を取り入れています。
主要スペック
・全長×全幅×全高:4815×1795×1305mm
・ホイールベース:2750mm
・車両重量:1610kg
・エンジン:20B型3ロータリー(1962cc)
・最高出力:280PS/6500rpm
・最大トルク:40.0kg・m/3000rpm
・トランスミッション:5速MT/4速AT
特徴的な装備
当時としては最先端の装備を多数採用しており、電子制御サスペンション、ABS、運転席エアバッグなどを標準装備。また、オプションでCDチェンジャーやカーナビゲーションシステムも用意されていました。インテリアは本革シートを標準装備し、高級感のある仕上がりとなっています。
モデル展開
発売当初はType SとType Eの2グレード構成でしたが、1991年にはType Sをベースとした特別仕様車「Type S-Limited」が追加されました。1994年にはマイナーチェンジを実施し、フロントバンパーのデザイン変更や内装の質感向上などが図られています。
生産終了と評価
1996年8月に生産終了となるまでで約8,875台が生産されました。日本の自動車産業が最も活況を呈していた時期に登場した高級スポーツカーとして、その先進的な技術と洗練されたデザインは高い評価を受けています。現在では希少価値の高いモデルとして、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。