モデルの詳細情報
初代NX(2014年-2021年)
レクサスブランド初のプレミアムコンパクトSUVとして2014年に登場したNX。トヨタRAV4をベースに開発され、デザインは当時のレクサスの象徴であるスピンドルグリルを大胆に採用し、アグレッシブな印象を与えるエクステリアが特徴でした。
パワートレインは、2.0L直噴ターボエンジン「NX200t」と2.5Lハイブリッドシステム「NX300h」の2種類を設定。NX200tは235馬力を発生する新開発のターボエンジンを搭載し、NX300hは合計出力197馬力のハイブリッドシステムを採用しました。
2017年にはマイナーチェンジを実施し、NX200tからNX300への名称変更や、予防安全機能「Lexus Safety System+」を標準装備化するなど、商品性を向上させています。
2代目NX(2021年-現行)
2021年に発表された2代目NXは、TNGAプラットフォームを採用し、ボディサイズを拡大しながらも軽量化と高剛性化を実現。デザインは初代の個性的なスタイルを継承しながら、より洗練された印象へと進化しました。
パワートレインは、2.4L直噴ターボエンジン「NX350」、2.5L自然吸気エンジン「NX250」、2.5Lハイブリッド「NX350h」、そしてレクサス初のPHV「NX450h+」という4種類のラインナップを用意。特にNX450h+は、システム最高出力306馬力、EV走行距離約87kmという優れた性能を実現しています。
インテリアでは14インチの大型タッチディスプレイを採用し、新開発のマルチメディアシステムを搭載。また、ドアの電子制御オープンシステム「eラッチ」を採用するなど、最新テクノロジーを積極的に取り入れています。
安全装備面では、第2世代Lexus Safety System+を標準装備とし、交差点での衝突回避支援機能や緊急時操舵支援機能など、より高度な予防安全性能を実現しました。