トヨタ ウィッシュ
１．８Ａ 14万km台の買取価格情報

初代モデル（2003年-2009年）

2003年1月に発売された初代ウィッシュは、トヨタのミドルクラスミニバンとして登場。2.0L直列4気筒エンジン（1AZ-FSE型）を搭載し、FF車とフルタイム4WD車をラインナップ。7人乗りを基本としながら、2列シート5人乗り仕様も用意されました。 スタイリッシュなエクステリアデザインと、使い勝手の良い室内空間が特徴で、特に若い家族層から支持を集めました。安全面では、VSC（車両安定性制御システム）やTRC（トラクションコントロール）を標準装備。

2代目モデル（2009年-2017年）

2009年4月にフルモデルチェンジを実施。エンジンは1.8L（2ZR-FAE型）と2.0L（3ZR-FAE型）の2種類を設定。CVTとの組み合わせにより、低燃費と滑らかな走行性能を実現しました。 外観デザインは、よりスポーティな印象となり、フロントグリルやヘッドライトのデザインが特徴的。室内は上質感が向上し、インパネ周りの造形も洗練されました。安全装備も充実し、VSC&TRCに加え、7つのSRSエアバッグを全車標準装備としました。

最終モデル（2017年-2022年）

2017年にマイナーチェンジを実施。フロントマスクを中心にデザインを刷新し、LEDヘッドランプを採用。Toyota Safety Senseを搭載し、予防安全性能が大幅に向上しました。 パワートレインは従来通り1.8Lと2.0Lを継続しながら、燃費性能を改善。内装は質感を向上させ、スマートエントリー＆スタートシステムなどの快適装備も充実。2022年12月に生産終了となり、20年にわたる歴史に幕を下ろしました。 ウィッシュは3世代を通じて、コンパクトなボディサイズながら広い室内空間と使い勝手の良さを両立し、実用的なファミリーカーとして多くのユーザーから支持を得続けました。