三菱 パジェロミニ
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初代モデル (1994年-1998年)

1994年12月に発売された初代パジェロミニは、本格的なラダーフレーム構造を採用したコンパクトSUVとして登場。660ccターボエンジンを搭載し、フルタイム4WDシステムを採用。本格的なオフロード性能と街乗りの利便性を両立させた車として人気を博しました。

2代目モデル (1998年-2012年)

1998年10月にフルモデルチェンジを実施。ボディサイズを維持しながら、より洗練されたデザインへと進化。エンジンは4A30型の660ccインタークーラーターボを継続採用し、2WD/4WDの両方を設定。安全装備の充実や室内の質感向上など、より現代的な装備を搭載しました。 2008年9月にはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルやバンパーのデザインを変更。内装も一部改良され、より高級感のある仕上がりとなりました。

特徴的な装備・システム

・パートタイム4WDシステム（2WD⇔4WD切替可能） ・フルタイム4WDシステム（一部グレードに設定） ・リアデフロック（一部グレードに設定） ・ABS（アンチロックブレーキシステム） ・デュアルSRSエアバッグ ・高床式サスペンション

特別仕様車

数々の特別仕様車が展開され、人気を博しました： ・XR-II（スポーティグレード） ・VR-II（高級グレード） ・DUKE（アウトドアテイスト） ・AERO DOWN SPORTING（エアロスタイル）

生産終了

2012年6月に生産終了。約18年の歴史に幕を下ろしました。コンパクトながら本格的なオフロード性能を持つSUVとして、多くのファンに支持され続けた車種として記憶に残っています。軽自動車規格でありながら、本格SUVとしての性能と実用性を両立させた先進的なモデルとして、日本の自動車史に大きな足跡を残しました。