モデルの詳細情報
初代コルト (1962-1971)
三菱初の本格的な小型乗用車として登場。600ccから1100ccまでのエンジンを搭載し、経済性と実用性を両立させた大衆車として人気を博しました。2ドアセダン、4ドアセダンのボディタイプを展開し、当時の日本の motorization に大きく貢献しました。
ギャランコルト (1971-1979)
2代目となるギャランコルトは、ギャランの派生モデルとして位置づけられました。1200cc、1400ccエンジンを搭載し、より上質な走りと居住性を実現。スタイリッシュなデザインと相まって、若者を中心に支持を集めました。
ミラージュ/コルト (1978-2002)
3代目以降はミラージュの姉妹車として展開。特に海外市場では「コルト」の名称で親しまれました。FF(前輪駆動)化により、室内空間の効率化と走行安定性が向上。エンジンラインナップも充実し、スポーティなGTi仕様なども設定されました。
コルト (2002-2012)
2002年に独立したモデルとして復活。新開発のプラットフォームを採用し、コンパクトながら広い室内空間を確保。可変バルブタイミング機構付きエンジンの採用により、低燃費と力強い走りを両立。また、ターボエンジン搭載のラリーアートバージョンも人気を集めました。
コルトプラス (2004-2012)
コルトのステーションワゴン版として登場。通常のコルトより全長を延長し、より広い荷室空間を確保。実用性を重視する欧州市場で特に好評を博しました。
最終世代 (2012-2013)
日本市場では2012年に生産終了となりましたが、欧州では三菱とスマートの協業により、新型コルトとして展開。しかし、2013年をもって完全に生産終了となり、50年以上の歴史に幕を下ろしました。
コルトは時代とともに、エコノミーカーからスポーティコンパクトまで、様々な姿を見せながら進化を遂げました。特に後期モデルでは、低燃費技術の採用や安全装備の充実など、時代のニーズに応える形で発展を続けました。