三菱 シャリオグランディス
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初代シャリオグランディス(1997年-2003年)

1997年10月に発売された初代シャリオグランディスは、従来のシャリオをベースに高級志向を強めたミニバンとして登場しました。2.4L GDIエンジンを搭載し、当時としては先進的な直噴ガソリンエンジンを採用。3列シートで7人乗りを実現し、2列目にキャプテンシートを採用するなど、快適性を重視した室内設計が特徴でした。

2代目シャリオグランディス(2003年-2011年)

2003年5月にフルモデルチェンジを実施。プラットフォームを刷新し、よりスタイリッシュなデザインへと進化しました。パワートレインは2.4L MIVECエンジンを主力とし、4WDモデルもラインナップ。室内は2列目のウォークスルーを可能にし、3列目シートの格納機構も改良されるなど、実用性が向上しました。 特筆すべき装備として、HIDヘッドライトやオートエアコン、大型サンルーフなどを採用。また、安全装備も充実させ、デュアルSRSエアバッグやABS、横滑り防止装置などを標準装備としました。 2005年にはマイナーチェンジを実施し、フロントグリルやバンパーのデザインを変更。内装材質の向上や、オーディオ機能の充実化なども図られました。 欧州では「グランディス」の名称で販売され、ディーゼルエンジンモデルもラインナップ。日本国内では2011年に生産終了となり、これをもってシャリオグランディスのモデルは終了となりました。 装備グレードは主に「エクシード」「スポーツギア」などが設定され、上級グレードには本革シートやHDDナビゲーションシステムなどの豪華装備が用意されました。