スバル エクシーガ
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初代エクシーガ (2008年-2018年)

スバルが2008年6月に発売を開始した7人乗りクロスオーバーSUV。ミニバンとステーションワゴンの特徴を併せ持つユニークなボディスタイルが特徴です。開発コンセプトは「7人乗りスポーツツアラー」で、スバルの得意とするスポーティな走りと実用性を両立させました。 2.0Lと2.5Lの水平対向エンジンをラインナップし、上級グレードには2.0Lターボエンジンを搭載。全車に常時4輪駆動システムを採用し、スバルらしい高い走行安定性を実現しました。

主要なマイナーチェンジ

2011年6月には、フロントグリルやヘッドライトのデザインを変更する一回目のマイナーチェンジを実施。安全装備の充実化も図られ、アイサイト（ver.2）が採用されました。 2015年4月には二回目のマイナーチェンジを実施し、フロントマスクを大幅に刷新。ヘッドライトはLEDタイプとなり、より先進的な印象となりました。また、アイサイトも最新のver.3に進化し、予防安全性能が向上しました。

特別仕様車

販売期間中、複数の特別仕様車が設定されました。2012年には上質な内装を特徴とする「2.5i-S Style」、2014年には専用エクステリアを採用した「2.0GT Sport Selection」などが発売されています。

生産終了

2018年3月をもって生産が終了。約10年の販売期間で、スバルのクロスオーバーSUVとして独自の存在感を示しました。後継モデルは実質的にアセントとなりましたが、日本では導入されず、エクシーガの系譜は一旦途切れることとなりました。 エクシーガは、スポーティな走りと7人乗りの実用性を両立させた個性的なモデルとして、スバルファンから支持を得ました。特にターボモデルは、ミニバンとは思えない走行性能を持ち、ファミリーカーでありながらドライビングプレジャーを追求できる稀有な存在でした。