ダイハツ ミラジーノ
買取相場・中古車の査定実績

初代ミラジーノ（1999年-2004年）

ダイハツ・ミラをベースに、レトロクラシカルなデザインを採用した軽自動車として1999年に登場。丸目のヘッドライトや縦型のグリル、クロームメッキのバンパーなど、クラシックカーを思わせるスタイリングが特徴。内装も専用デザインで、高級感のある仕上がりとなっていました。エンジンは660cc直3エンジンを搭載し、NAとターボの2種類をラインナップ。

2代目ミラジーノ（2004年-2009年）

2004年にフルモデルチェンジを実施。初代のレトロ調デザインを継承しながら、よりモダンなテイストを取り入れました。丸目ヘッドライトは維持しつつ、フロントグリルを大型化。サイドビューも丸みを帯びたデザインとなり、可愛らしさを強調。内装は上質な素材を使用し、専用メーターやステアリングを採用。エンジンは660cc直3のNAとターボを継続して設定。

ミラジーノ1000（2002年-2004年）

2002年には軽自動車規格を超える1000ccエンジンを搭載したミラジーノ1000を追加設定。1.0L直3エンジンを搭載し、軽自動車には無い力強い走りを実現。外観は軽自動車版とほぼ同じデザインを採用しましたが、専用バッジや内装の一部に違いがありました。

特徴的な装備・仕様

全モデルを通じて、本革巻きステアリングやウッド調パネル、専用シート表皮など、軽自動車とは思えない高級感のある装備を設定。また、安全装備も充実しており、ABS、デュアルエアバッグを標準装備。上級グレードではキーレスエントリーやオートエアコンなども用意されました。

終焉と影響

2009年に生産終了となりましたが、レトロデザインを取り入れた軽自動車という新しいジャンルを確立。その後、他メーカーからも同様のコンセプトを持つモデルが登場するなど、軽自動車市場に大きな影響を与えました。現在でも中古車市場で人気が高く、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。