ダイハツ ネイキッド
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初代ネイキッド（1999年-2004年）

ダイハツ・ネイキッドは、1999年11月に発売された軽自動車です。「裸=Naked」という車名が示すように、シンプルで飾り気のないデザインを特徴としています。直線的なボディラインと四角いヘッドライトが特徴的で、ミニマルなデザインながら個性的な外観を持っています。 ベース車両にはムーヴをプラットフォームとして採用。エンジンは660cc直3エンジンで、自然吸気（EF-VE型）とターボ（EF-DET型）の2種類が用意されました。駆動方式は2WDと4WDを設定。トランスミッションは5速MTと3速ATから選択可能でした。

主要グレード展開

グレードはG（2WD/4WD）、Gターボ（2WD/4WD）を基本に展開。特別仕様車として、ネイキッドF、ネイキッドTなども設定されました。インテリアは実用性を重視したシンプルなデザインを採用し、大容量の収納スペースを確保。

特徴的な装備

当時としては先進的な装備として、盗難防止システム「イモビライザー」を全車に標準装備。また、運転席・助手席デュアルSRSエアバッグやABSなども採用し、安全面への配慮も充実していました。

モデル終了

2004年12月に生産終了となるまで、個性的なスタイリングと実用性の高さで、コアなファン層を獲得。しかし、軽自動車市場での競争激化や、ダイハツの商品戦略の変更により、約5年という比較的短い期間での生産終了となりました。後継モデルは設定されず、ネイキッドは1世代のみで終了しています。

現在の評価

生産終了から年月が経過した現在でも、そのユニークなデザインと実用性の高さから、中古車市場では根強い人気を保っています。特にターボモデルは、軽自動車ながら力強い走りが魅力で、コレクターズアイテムとしての価値も高まっています。