モデルの詳細情報
初代スペーシア (2013年-2017年)
2013年1月に発売された初代スペーシアは、軽自動車の新ジャンル「スーパーハイト ワゴン」として登場しました。室内高を1.4m確保し、低床設計と相まって圧倒的な室内空間を実現。スライドドアの開口部も大きく設計され、乗り降りのしやすさも特徴でした。エンジンには660cc直3エンジンを搭載し、燃費性能も重視。特に人気を集めたのが、衝突被害軽減ブレーキなどの安全装備を充実させたカスタムモデルでした。
2代目スペーシア (2017年-現行)
2017年12月にフルモデルチェンジを実施。プラットフォームを一新し、「ハートテック」を採用することで、軽量化と高剛性を両立させました。デザインは先代よりもモダンに進化し、特にカスタムモデルは大型メッキグリルを採用して存在感を高めています。
安全面では、デュアルカメラブレーキサポートを標準装備とし、後退時ブレーキサポートなども採用。室内では、アップライトなピラーと大きな窓により、優れた視界性を確保しています。
2020年8月にはマイナーチェンジを実施し、安全装備をさらに充実。全方位モニターの映像も鮮明になり、使い勝手が向上しました。
スペーシアの特別仕様車
歴代スペーシアでは、数々の特別仕様車が展開されています。代表的なものとして、上質な内装を特徴とする「BLACK&WHITE」や、アウトドアテイストを強調した「XSアドベンチャー」などが挙げられます。また、「ギア」というアウトドア志向の派生モデルも2019年から展開され、SUVライクなスタイリングと実用性の高い装備で好評を博しています。
環境技術への取り組み
スペーシアは発売当初から、マイルドハイブリッドシステムを採用し、環境性能の向上に努めてきました。2代目モデルではさらに進化し、アイドリングストップ機能との組み合わせにより、優れた燃費性能を実現。WLTCモードで25.0km/Lという軽自動車トップクラスの低燃費を達成しています。