スズキ キャリイトラック
買取相場・中古車の査定実績

初代キャリイトラック (1961-1965)

スズキ初の軽トラックとして登場。FB/FBD型として発売され、空冷2ストローク360ccエンジンを搭載。最大出力21PSながら、当時の軽自動車の規格に準拠した実用的な商用車として好評を博しました。

2代目キャリイトラック (1965-1969)

L30型として登場。先代から車体サイズを拡大し、より実用性を高めました。エンジンは2ストローク359cc、最大出力25PSに強化。デザインも近代的になり、軽トラックの基本形を確立しました。

3代目キャリイトラック (1969-1972)

L40型として発売。2ストロークエンジンを継続採用しながら、より洗練されたデザインと快適性を実現。4輪独立懸架を採用し、乗り心地を向上させました。

4代目キャリイトラック (1972-1976)

L50/L60型として登場。環境規制に対応するため、2ストロークから4ストロークエンジンへ移行。新開発の水冷直列2気筒359ccエンジンを搭載し、28PSを発揮しました。

5代目キャリイトラック (1976-1985)

ST20型として発売。軽自動車の規格改定に対応し、全長・全幅が拡大。エンジンも539ccに排気量アップし、より力強い走りを実現。4WDモデルも追加され、実用性が大幅に向上しました。

6代目キャリイトラック (1985-1991)

DA71型として登場。軽自動車の排気量規制が550ccとなり、F5A型エンジンを搭載。パワーステアリングをオプション設定するなど、快適装備も充実。デザインも大幅に洗練されました。

7代目キャリイトラック (1991-1999)

DA51/DB51型として発売。安全性と快適性を両立させた設計を採用。660cc時代に移行し、F6A型エンジンを搭載。パワーと環境性能を両立させました。

8代目キャリイトラック (1999-2013)

DA62/DA63型として登場。現代的なデザインと高い実用性を実現。K6A型エンジンを搭載し、低燃費と十分なパワーを両立。安全装備も充実し、商用車として完成度の高いモデルとなりました。

9代目キャリイトラック (2013-現在)

DA16型として発売。先代の優れた実用性を継承しながら、さらなる燃費向上と安全性の向上を実現。R06A型エンジンを搭載し、低燃費と力強い走りを両立。現在も軽トラックのベストセラーとして支持を集めています。

第1世代 (1961-1965)

スズキ初の軽トラックとして登場したキャリイ。FB/FBD型として発売され、空冷2ストローク359cc エンジンを搭載。最大出力21PSながら、当時としては画期的な4速MTを採用。耐久性と実用性を重視した設計で、農作業用や商用車として人気を博しました。

第2世代 (1965-1969)

L30型として一新。エンジンは2ストローク359ccを継続しながら、出力を25PSに向上。外観デザインを刷新し、快適性も向上。キャビンの居住性が改善され、商用車としての完成度が高まりました。

第3世代 (1969-1972)

L40型として登場。2ストローク359ccエンジンを搭載しながら、車体構造を強化。最大積載量350kgを実現し、実用性が更に向上。デザインも近代的になり、軽トラックの主力モデルとしての地位を確立しました。

第4世代 (1972-1976)

L50/L60型として発売。排ガス規制対応のため、水冷2ストローク359ccエンジンに変更。最大出力28PSを実現。また、この世代から3方開き荷台を採用し、作業性が大幅に向上しました。

第5世代以降 (1976-現在)

1976年のL70型以降、4ストロークエンジンへの移行や、安全装備の充実、快適装備の採用など、時代とともに進化。特に1999年からは660cc化に対応し、パワーと環境性能を両立。2013年には8代目となるDA16型が登場し、低燃費と実用性を両立した現代の軽トラックとして進化を続けています。 現在も日本の商用車市場で重要な位置を占め、特に農業用途や小規模事業者向けの実用車両として高い支持を得ています。60年以上にわたる歴史の中で、実用性と信頼性を追求し続けた結果、軽トラックの代名詞として定着しています。