モデルの詳細情報
初代カローラ (1966-1970)
1966年に登場した初代カローラは、当時の日本の経済成長を象徴する大衆車として誕生しました。1100ccエンジンを搭載し、「品質と信頼性」をコンセプトに開発されました。
2代目カローラ (1970-1974)
より洗練されたスタイリングとなり、排気量も1200ccまで拡大。スポーティなSRやレビンも追加され、若者からの支持も獲得しました。
3代目カローラ (1974-1979)
オイルショックを背景に、より経済的で実用的な設計となりました。角張ったデザインが特徴で、世界的なベストセラーカーとしての地位を確立しました。
4代目カローラ (1979-1983)
FFレイアウトを採用し、室内空間の拡大と燃費向上を実現。アメリカでも人気を博し、グローバルカーとしての評価を確立しました。
5代目カローラ (1983-1987)
空力性能を重視した丸みを帯びたデザインを採用。1500ccエンジンの設定や、4輪駆動モデルも追加され、ラインナップを拡充しました。
6代目カローラ (1987-1991)
より上質な乗り心地と静粛性を追求。スポーティグレードのGTiが追加され、実用車としての価値に加え、走りの楽しさも提供しました。
7代目以降のカローラ (1991-現在)
7代目以降、カローラは安全性能と環境性能の向上に重点を置きながら進化を続けています。8代目(1995-2000)では衝突安全性を大幅に向上させ、9代目(2000-2006)ではVVT-iエンジンの採用により低燃費と走りの両立を実現しました。
10代目(2006-2012)では、よりプレミアムな質感を追求し、11代目(2012-2018)ではハイブリッドモデルを追加。現行12代目(2019-)は、TNGAプラットフォームの採用により、走行性能と安全性能を大幅に向上させています。
世界累計販売台数5,000万台を超えるカローラは、時代とともに進化を続けながら、トヨタを代表するグローバルカーとしての地位を確立し続けています。