モデルの詳細情報
ツイン 初代モデル (2003年-2005年)
スズキ ツインは、2003年1月に発売された軽自動車の2ドアクーペです。スズキ初の軽自動車クーペとして注目を集めました。エンジンには660cc直列3気筒DOHCターボエンジンを搭載し、最高出力64PSを発揮。変速機は電動制御式CVTを採用し、パドルシフトによる手動変速モードも備えていました。
車名の「ツイン」は、2人乗りを意味すると同時に、「Twin Cam(ツインカム)」の意味も込められていました。全長3295mm、全幅1475mmというコンパクトなボディサイズながら、流麗なクーペスタイルを実現。
グレード展開
グレードは以下の2種類が設定されました:
- Type E:スタンダードモデル
- Type S:スポーティグレード(専用エアロパーツ、専用シート装備)
特徴的な装備
当時としては先進的な装備を多数採用:
- キーレスエントリー
- 電動格納式ドアミラー
- 運転席・助手席エアバッグ
- ABSブレーキ
- 電動パワーステアリング
生産終了
2005年12月に生産終了となりました。約3年という短い販売期間でしたが、軽自動車規格内でスポーティな走りと個性的なデザインを両立させた車として、現在でも高い評価を得ています。累計販売台数は約10,000台と、数は多くありませんが、軽自動車のスポーツクーペという新しいジャンルを切り開いた先駆的モデルとして、自動車史に名を残しています。