モデルの詳細情報
初代 スカイラインGT-R（KPGC10型：1969-1972）
高性能な直列6気筒エンジンS20型を搭載し、日本の自動車レースを席巻した伝説的モデル。セダンとハードトップの2タイプが存在し、特にハードトップは「ハコスカGT-R」の愛称で親しまれている。
2代目 スカイラインGT-R（KPGC110型：1973）
通称「ケンメリGT-R」。オイルショックの影響で僅か197台しか生産されなかった希少モデル。デザインは当時のアメリカンテイストを取り入れ、より洗練された外観となった。
3代目 スカイラインGT-R（R32型：1989-1994）
16年ぶりの復活を果たしたGT-R。RB26DETT型エンジンとATTESA E-TS（4WD）システムを搭載。日本のモータースポーツで圧倒的な強さを見せ、「ゴジラ」の異名を獲得。
4代目 スカイラインGT-R（R33型：1995-1998）
R32型の進化版として登場。空力性能が向上し、高速安定性が改善。V-specやV-spec LMリミテッドなど、様々な特別仕様車が製造された。
5代目 スカイラインGT-R（R34型：1999-2002）
スカイラインGT-Rの最終型。6速マニュアルトランスミッションの採用や、マルチファンクションディスプレイの搭載など、最新技術を積極的に取り入れた。ニュルブルクリンクでの高性能ぶりも証明され、世界的な人気を獲得。
GT-R（R35型：2007-現在）
スカイラインの名を外し、独立したモデルとして登場。VR38DETT型3.8L V6ツインターボエンジンと、GR6型デュアルクラッチトランスミッションを搭載。発売以来、継続的な改良が重ねられ、スーパーカーキラーとしての地位を確立。0-100km/h加速は2.7秒を記録し、価格帯を超えた性能を実現している。2024年には生産終了が予定されており、GT-Rの歴史に新たな1ページが加わろうとしている。