モデルの詳細情報
初代ルークス (ML21S型: 2009年-2013年)
日産初の軽ハイトワゴンとして2009年に登場したルークス。三菱自動車のeKワゴンをベースに開発され、軽自動車でありながら室内の広さと使い勝手の良さを追求したモデルでした。特徴的なのは、大開口のスライドドアを採用し、乗り降りのしやすさを重視した設計です。エンジンは660cc直3エンジンを搭載し、NAとターボの2種類をラインナップ。
2代目ルークス (B21A型: 2013年-2020年)
2013年に登場した2代目は、先代の特徴を継承しながらも、デザインを一新。フロントマスクは日産の「Vモーショングリル」を採用し、より洗練されたスタイリングへと進化しました。室内空間は更に広くなり、インパネシフトの採用で足元スペースも確保。安全装備も充実し、エマージェンシーブレーキやアラウンドビューモニターなどを搭載可能としました。
3代目ルークス (B44A型: 2020年-現行)
2020年3月に発売された現行モデル。三菱eKスペースとプラットフォームを共有しつつ、日産独自のデザインと装備で差別化を図っています。特筆すべきは安全装備で、プロパイロットや緊急ブレーキ、踏み間違い防止アシストなど、軽自動車としては最先端の運転支援システムを搭載。
インテリアは上質感を高め、9インチの大型ディスプレイを採用したほか、スマートフォン連携機能も充実。パワートレインは、自然吸気とターボの2種類の660ccエンジンを設定し、CVTとの組み合わせで燃費性能も向上。また、e-POWER(電動パワートレイン)も設定され、EVならではの滑らかな走りと優れた環境性能を実現しています。
全高は1,780mmを確保しながら、重心を低く抑えた安定した走行性能と、広々とした室内空間を両立。スライドドアの開口部も広く、チャイルドシートの着脱やお年寄りの乗り降りにも配慮された設計となっています。