モデルの詳細情報
初代E20型(1973年-1980年)
日産初の本格的商用バンとして登場。2000ccガソリンエンジンを搭載し、5ナンバーサイズながら広い室内空間を確保。乗用車感覚の乗り心地と取り回しの良さが特徴でした。
2代目E23型(1980年-1986年)
デザインを一新し、角型のボディスタイルを採用。2000cc、2400ccのガソリンエンジンに加え、2200ccディーゼルエンジンもラインナップ。商用車としての実用性が更に向上しました。
3代目E24型(1986年-2001年)
エアロダイナミクスを意識した丸みを帯びたデザインに進化。ガソリン・ディーゼル両エンジンの性能が向上し、快適性も大幅に改善。ロングボディも追加され、バリエーションが充実しました。
4代目E25型(2001年-2012年)
大型グリルと張り出したフェンダーで力強い外観を実現。2500ccガソリンエンジンと3000ccディーゼルターボを設定。低床フロアの採用で積載性と乗降性が向上。また、安全装備も充実させました。
5代目E26型(2012年-現行)
現行モデルとなるE26型は、先代の特徴を継承しながら、デザインと機能性を一新。2000cc/2500ccガソリンエンジンと2500ccディーゼルターボを搭載。ビジネスユースだけでなく、キャンピングカーやマイクロバスとしても人気を集めています。
商用車としての基本性能を保ちながら、快適性や安全性を高めた装備を充実。VIPや救急車両などの特殊用途車両のベース車としても広く採用されています。また、近年では電動化への対応も進められ、e-NV200として電気自動車モデルも展開されています。
キャラバンは発売以来、商用車市場で重要な位置を占め続けており、その実用性と信頼性の高さから、ビジネスユースを中心に幅広い用途で活用されています。時代とともに進化を続けながら、日本の物流や人員輸送を支える重要な車種として定着しています。