モデルの詳細情報
初代グロリア (1959-1965)
プリンス自動車工業から発売された高級車。当時の最新技術を投入し、4気筒1.9Lエンジンを搭載。独特の優雅なスタイリングで注目を集めました。
2代目グロリア (1962-1967)
スカイラインと同じプラットフォームを採用し、6気筒エンジンを搭載した本格的な高級車として進化。スーパー6やスーパーデラックスなどのグレード展開で、より豪華な仕様を実現しました。
3代目グロリア (1967-1971)
日産とプリンスの合併後初のモデル。直列6気筒エンジンを搭載し、2000ccから2.5L까지のラインナップを用意。高級車としての地位を確立しました。
4代目グロリア (1971-1975)
230型として登場し、より洗練されたスタイリングを採用。2.8Lエンジンを搭載したバージョンも追加され、さらなる高級化を図りました。
5代目グロリア (1975-1979)
330型として登場。直6エンジンの2.0L〜2.8Lをラインナップ。デザインは直線基調のシャープなスタイリングとなり、高級車としての風格を強めました。
6代目グロリア (1979-1983)
430型として発売。V6エンジンを新規採用し、より滑らかな走りを実現。電子制御技術も積極採用し、先進性を強調しました。
7代目グロリア (1983-1987)
Y30型として登場。VGエンジンシリーズを搭載し、高性能と快適性を両立。グランツーリスモ・アルティマなど、スポーティーなモデルも展開しました。
8代目グロリア (1987-1991)
Y31型として発売。RB20型やVG30型エンジンを搭載し、高性能を追求。グランツーリスモ・アルティマは、スポーツセダンとして人気を博しました。
9代目グロリア (1991-1995)
Y32型として登場。より洗練されたデザインと、高級感のある室内空間を実現。V8エンジンも搭載可能となり、最上級セダンとしての地位を確立しました。
最終型グロリア (1995-2004)
Y34型として発売。セドリックとプラットフォームを共有しながら、独自の個性を主張。VQ25型やVQ30型エンジンを搭載し、快適な走りを実現。2004年に生産終了し、フーガへと世代交代しました。
グロリアは約45年の歴史を持つ日産の高級車として、常に時代の最先端の技術を採用し、日本の自動車産業の発展に貢献しました。セドリックと双璧をなす高級車として、ビジネスユースからプライベートユースまで幅広い用途で活躍し、多くのファンを魅了し続けました。
BLSN型(1959年-1962年)
日産グロリアの初代モデル。プリンス自動車工業から発売された高級車で、当時の日本を代表するタクシーとして活躍。1.9Lエンジンを搭載し、独特の優雅なスタイリングが特徴。
S40型(1962年-1967年)
2代目モデル。より洗練されたデザインとなり、高級車としての地位を確立。2.0L直6エンジンを搭載し、快適な乗り心地を実現。タクシー需要だけでなく、一般向けの高級車としても人気を博した。
230型(1967年-1971年)
3代目モデル。プリンスと日産の合併後初のグロリア。2.3L直6エンジンを搭載し、より豪華で力強い走りを実現。デザインも欧米車を意識した格調高いものとなった。
330型(1971年-1975年)
4代目モデル。直6エンジンのラインナップを充実させ、2.0L〜2.8Lまでをラインナップ。ハードトップセダンも追加され、スポーティさと高級感を両立。
430型(1975年-1979年)
5代目モデル。オイルショックの影響を受け、より経済的な2.0Lエンジンモデルが主力に。同時に、最上級グレードには2.8Lターボエンジンを搭載し、高性能モデルとしても注目を集めた。
Y30型(1983年-1987年)
7代目モデル。VG30Eエンジンなど、新世代のV6エンジンを採用。電子制御技術を積極採用し、走行性能と快適性を大幅に向上。エアサスペンションも採用された。
Y31型(1987年-1991年)
8代目モデル。VG20DETターボエンジンなど、高性能エンジンを搭載したスポーティグレードを展開。高級車でありながら、運転する楽しさも追求。最後のFRプラットフォームのグロリアとなった。
Y33型(1991年-1995年)
9代目にして最終モデル。セドリックとの統合が進み、外観デザインの違いが少なくなった。V8エンジンも搭載可能となり、最高級車としての完成度を高めた。1995年をもってセドリックと統合され、グロリアの車名は消滅した。