GTIの買取統計情報
最小価格: 149 万円 (走行距離: 6万km)
最大価格: 238 万円 (走行距離: 6万km)
平均価格: 194 万円 (平均走行距離: 6万km)
モデルの詳細情報
初代パルサー N10型 (1978-1982)
日産が満を持して投入したFF方式の量産車として登場。「パルサー」の名は脈動を意味する「パルス」から命名されました。エンジンは1.2L、1.4L、1.5Lの直4ガソリンを搭載。3ドアと5ドアハッチバックをラインナップし、スポーティーなイメージと実用性を両立させました。
2代目パルサー N12型 (1982-1986)
空力性能を重視したスタイリングに一新。エンジンラインナップは1.3L、1.5L、1.6Lとなり、スポーツグレードとしてターボエンジンを搭載したパルサーターボも設定。3ドアクーペの「パルサーEXA」も同時展開し、若者層からの支持を集めました。
3代目パルサー N13型 (1986-1990)
角張ったデザインから丸みを帯びたスタイリングへと進化。4WDモデルを追加し、ラインナップを拡充。1.6Lツインカムターボエンジンを搭載したGTIモデルは、最高出力175PSを誇る高性能モデルとして注目を集めました。
4代目パルサー N14型 (1990-1995)
欧州市場も視野に入れた洗練されたデザインを採用。サスペンションをマルチリンク式に変更し、乗り心地と操縦安定性を向上。スポーツモデルとしてSRエンジンを搭載したGTI-Rを設定し、WRCにも参戦しました。
5代目パルサー N15型 (1995-2000)
全長を抑えながら室内空間を確保した実用的なパッケージングを実現。エンジンは1.5L、1.6L、1.8Lをラインナップ。スポーツモデルとしてSR16VEエンジンを搭載したVZR-Nを設定。低燃費と動力性能の両立を図りました。
6代目パルサー C12型 (2012-2018)
12年ぶりのパルサー復活となる6代目は、主に欧州市場向けに開発。1.2Lターボなど、ダウンサイジングターボエンジンを採用し、環境性能と走行性能の両立を実現。しかし日本国内では販売されず、欧州を中心とした限定的な展開となりました。
パルサーは、30年以上にわたり日産のコンパクトカーの主力モデルとして、時代のニーズに応える革新的な技術と魅力的なパッケージングを提供し続けました。特にターボモデルやGTI-Rなどのスポーツモデルは、日産のスポーティーなブランドイメージの確立に貢献しました。
N12型(1982年-1986年)
FF化された2代目パルサーは、直線基調のシャープなスタイリングを採用。エンジンは1.3L/1.5Lの直4ガソリンエンジンを搭載し、トランスミッションは5速MTと3速ATを設定。上級グレードには電動サンルーフやデジタルメーターを採用するなど、先進的な装備も充実していました。
N13型(1986年-1990年)
3代目は空力性能を重視したエアロダイナミクスデザインを採用。エンジンラインナップは1.5L/1.6L/1.8Lと充実し、スポーティグレードのVZ-Rには当時としては画期的なマルチリンク式リアサスペンションを採用。GTIモデルも設定され、高性能スポーツモデルとしての性格も確立しました。
N14型(1990年-1995年)
4代目はさらに洗練されたスタイリングとなり、空力性能も向上。サスペンションはマルチリンク式を全車に採用し、乗り心地と操縦安定性を両立。スポーツモデルのGTI-Rは、SR20DETターボエンジンを搭載し、227psを発揮する高性能モデルとして人気を博しました。
N15型(1995年-2000年)
最後となる5代目は、丸みを帯びたデザインで、より洗練された印象に。エンジンは1.5L/1.6L/1.8Lを継続して設定し、VZグレードには高回転型の1.6Lエンジンを搭載。セダンとハッチバックのボディバリエーションを展開しましたが、2000年をもって生産終了となり、パルサーの歴史に幕を閉じました。