202(1990年式)の統計情報
最小価格: 16 万円 (走行距離: 11.4万km)
最大価格: 25 万円 (走行距離: 11.4万km)
平均価格: 20.5 万円 (平均走行距離: 11.4万km)
モデルの詳細情報
初代デリボーイ(1959年-1961年)
トヨタ自動車が1959年に発売した小型商用車です。トヨタ・コロナ(RT20型)をベースに開発され、主に商用配達車として使用されました。当時の日本の経済成長に伴い、都市部での小口配送需要の高まりに応えるために投入されました。
2代目デリボーイ(1961年-1967年)
コロナ(RT40型)をベースに開発された2代目モデル。荷室の使い勝手が向上し、積載性能も改善されました。エンジンは3R型1.5L直列4気筒を搭載し、信頼性の高い走りを実現。商用車として必要な実用性と経済性を両立させました。
3代目デリボーイ(1967年-1971年)
コロナ(RT50型)をベースにさらなる進化を遂げた3代目。デザインは近代的になり、快適性も向上。12R型1.6Lエンジンを搭載し、パワーアップを実現。商用車でありながら乗用車感覚の運転性能を備えていました。
4代目デリボーイ(1971年-1978年)
コロナ(RT100型)をベースに開発された最終モデル。70年代の経済発展に対応すべく、積載量と快適性をさらに向上。2T型1.6Lエンジンを搭載し、余裕のある走りを実現。しかし、この時期になると専用設計の商用バンが主流となり始め、乗用車ベースのバンは徐々に市場から姿を消していきました。
デリボーイは約20年の歴史を持つモデルとして、日本の高度経済成長期における物流の一端を担いました。乗用車ベースながら実用的な荷室と使い勝手の良さで、多くの事業者から支持を得ました。後継モデルは専用設計のタウンエースやライトエースへと引き継がれ、その精神は現代のトヨタ商用車にも受け継がれています。