モデルの詳細情報
初代プレマシー(1999年~2005年)
1999年に登場した初代プレマシーは、5人乗りと7人乗りを設定したコンパクトミニバン。低床フラットフロアと大開口スライドドアを採用し、実用性の高い室内空間を実現しました。パワートレインは1.8L及び2.0Lガソリンエンジンを搭載。FFとフルタイム4WDを設定し、実用的な走りと経済性を両立させました。
2代目プレマシー(2005年~2010年)
2005年2月にフルモデルチェンジを実施。マツダの新デザインテーマ「Zoom-Zoom」を採用し、スポーティな外観デザインに一新されました。パワートレインは2.0Lと2.3Lガソリンエンジンを搭載。新開発の5速オートマチックトランスミッションとの組み合わせで、力強い走りと燃費性能を向上させました。室内は6人乗りと7人乗りを設定し、2列目シートのウォークスルー機能やカラクリ格納機構により、より使い勝手の良い空間となりました。
3代目プレマシー(2010年~2018年)
2010年7月に発売された3代目は、マツダの新世代技術「SKYACTIV」を採用。2.0L直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G」と新開発の6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」を組み合わせ、優れた燃費性能と走行性能を実現しました。
デザインは「魂動」デザインの要素を取り入れ、よりスポーティで洗練された外観となりました。室内は引き続き6人乗りと7人乗りを設定。2列目シートのスライド機構や3列目シートの格納機構を改良し、より柔軟な室内アレンジを可能としました。
2013年には安全装備を充実させたマイナーチェンジを実施。衝突被害軽減ブレーキ「SCBS」やレーンキープアシストなどの先進安全技術を採用しました。
2018年に生産終了となり、実質的な後継モデルとしてCX-8が発売されました。プレマシーは3世代にわたり、実用性とスポーティな走りを両立したコンパクトミニバンとして、多くのファミリーユーザーから支持を得ました。