モデルの詳細情報
初代MX-30 (2020年-現在)
マツダ初の量産電気自動車として2020年に発売されたMX-30は、SUVクーペスタイルを採用したクロスオーバーEVです。特徴的なフリースタイルドア(リアがリアヒンジ式)を採用し、マツダRX-8の伝統を受け継いでいます。
インテリアでは、コルクや再生素材を使用するなど、環境に配慮した素材選びを行っています。フローティングコンソールやコルクを使用したトレイなど、独自のデザイン要素を取り入れています。
MX-30 e-SKYACTIV G(マイルドハイブリッド)
2021年には、EVモデルに加えてマイルドハイブリッドモデルがラインナップに追加されました。2.0L直列4気筒ガソリンエンジンに48Vマイルドハイブリッドシステムを組み合わせ、環境性能と走行性能の両立を図っています。
MX-30 e-SKYACTIV R-EV(プラグインハイブリッド)
2023年には、ロータリーエンジンを発電専用として搭載したプラグインハイブリッドモデルが追加されました。マツダの象徴的な技術であるロータリーエンジンを、新時代のパワートレインとして復活させた革新的なモデルとなっています。
バッテリー容量は17.8kWhで、EV走行のみで最大85kmの走行が可能です。ロータリーエンジンは発電専用として機能し、航続距離を大幅に延長することができます。
このように、MX-30は純電気自動車からマイルドハイブリッド、プラグインハイブリッドまで、様々なパワートレインバリエーションを展開し、多様なユーザーニーズに対応しています。デザイン面では、マツダのKODO(魂動)デザインを進化させながら、環境への配慮も含めた次世代のマツダブランドを体現するモデルとなっています。