モデルの詳細情報
初代トッポ (H22A/H27A型: 1990年-1998年)
三菱初の軽ハイトワゴンとして登場した初代トッポは、ミニカをベースに開発されました。当時としては画期的な背の高いボディスタイルを採用し、室内の広さと使い勝手の良さを実現。エンジンは660cc直3DOHCターボと自然吸気の2種類を設定。スライドドアを採用したトッポBJも後に追加されました。
トッポBJ (H42A/H47A型: 1998年-2003年)
初代トッポの後継モデルとして登場したトッポBJは、片側スライドドアを標準装備。「BJ」は「Big Joy」の略称です。室内空間の使い勝手を更に向上させ、低床フロアと大開口のスライドドアにより、乗り降りの容易さを実現。エンジンは660cc直3のターボと自然吸気を継続して採用しました。
2代目トッポ (H82A型: 2008年-2013年)
5年のブランク期間を経て復活した2代目トッポは、eKワゴンをベースに開発。丸みを帯びたデザインと使いやすい室内空間が特徴で、特に後席の居住性を重視。エンジンは660cc直3自然吸気のみの設定となり、CVTとの組み合わせで低燃費を実現。安全装備も充実し、運転のしやすさも向上しました。
主な特徴と変遷
トッポシリーズは、実用性と使いやすさを重視した軽自動車として、三菱の軽自動車ラインナップの中で重要な位置を占めてきました。初代モデルで確立した高背ワゴンの特徴を活かしながら、時代とともに安全性能や環境性能を向上。特にトッポBJで採用されたスライドドアは、当時の軽自動車では画期的な装備でした。2代目では、より洗練されたデザインと快適性を追求し、都市部での使用に適した軽自動車として進化を遂げました。