モデルの詳細情報
初代モデル(S38型:1971-1981)
1971年に登場した初代ハイゼットカーゴは、ハイゼットトラックをベースに開発された商用バン。350ccエンジンを搭載し、2ドアバンとして発売されました。1976年には550ccエンジンを搭載したモデルも追加され、使い勝手の良い商用車として好評を博しました。
2代目(S65/S66型:1981-1986)
1981年にフルモデルチェンジを実施。角張ったデザインとなり、室内空間も拡大。エンジンは550cc/660ccを設定し、4WDモデルも追加されました。スライドドアの採用により、積み降ろしの利便性が向上。商用車としての完成度が高まりました。
3代目(S80/S82型:1986-1994)
デザインを一新し、より現代的なスタイリングへ。660ccエンジンが主力となり、4速ATも設定。ハイルーフ仕様も追加され、より多様なニーズに対応。室内装備も充実し、乗用車感覚で運転できる使い勝手の良さが特徴でした。
4代目(S100/S110型:1994-1999)
安全性能と快適性を大幅に向上。エアバッグやABSをオプション設定し、衝突安全性も強化。インパネシフトの採用でキャビンスペースを拡大。カラーバリエーションも増え、商用車でありながら個性的な選択が可能になりました。
5代目(S200/S210/S320/S330型:1999-2004)
デザインを丸みを帯びた親しみやすいものに一新。低床フロアの採用で積載性を向上させ、運転のしやすさも改善。エンジンは環境性能を重視した新開発のEF型を搭載。クリーンな排出ガスと低燃費を実現しました。
6代目(S320/S330型:2004-2017)
実用性を追求しながら、デザイン性も向上。荷室の使い勝手を徹底的に見直し、フラットな床面と大開口部を実現。安全装備も充実させ、VSC(車両安定制御システム)やTRC(トラクションコントロール)を設定。エコカー減税対象モデルも展開しました。
7代目(S321/S331型:2017-現行)
最新の安全技術「スマートアシストⅢ」を搭載し、予防安全性能を大幅に向上。デザインも洗練され、LED式ヘッドランプを採用。室内は使いやすさを追求しながら、高品質な仕上がりを実現。燃費性能も向上し、実用性と環境性能を両立させています。
ハイゼットカーゴの歴代モデル
初代(S38系:1983年-1985年)
1983年11月に登場した初代ハイゼットカーゴは、ハイゼットバンの後継モデルとして誕生。550ccエンジンを搭載し、2/4人乗り仕様を設定。荷室の使い勝手を重視した設計で、商用車として高い実用性を誇りました。
2代目(S80系:1985年-1994年)
1985年にフルモデルチェンジを実施。エンジンは引き続き550ccを搭載しましたが、1990年の法改正に伴い660ccへと排気量アップ。デザインは角張ったボディで、視認性の良さと積載性を両立。4WD車も設定され、より幅広い用途に対応。
3代目(S200系:1994年-1999年)
1994年1月デビューの3代目は、丸みを帯びたデザインへと変更。660ccエンジンを改良し、パワーと燃費を向上。インパネシフトの採用で室内空間を拡大し、乗り心地も改善されました。
4代目(S320系:1999年-2004年)
1999年登場の4代目は、新開発のプラットフォームを採用。衝突安全性能を向上させながら、積載性と使い勝手を更に改善。エアコンの冷却性能向上や、静粛性の改善など、快適性も大幅に向上しました。
5代目(S320/330系:2004年-現在)
2004年12月にデビューした現行モデルは、先代の基本構造を踏襲しながら、デザインを一新。2008年にはエコカー減税対応モデルを投入し、環境性能を強化。2017年には衝突回避支援システム「スマートアシストⅢ」を搭載するなど、安全装備も充実。商用車でありながら、乗用車並みの快適性と安全性を実現しています。