モデルの詳細情報
初代ジムニー (LJ10/LJ20型: 1970-1981)
軽自動車規格の本格的4WDとして登場。359ccの2ストロークエンジンを搭載し、パートタイム4WDと副変速機を組み合わせた本格的な機構を採用。LJ20型では水冷エンジンに進化し、性能と信頼性が向上しました。
第2世代 (SJ30/SJ40型: 1981-1998)
軽自動車規格のJA71型と、普通車規格のJB31/JA11型が並行して展開。軽自動車モデルは、539cc、547cc、657ccと排気量を拡大。ターボモデルも追加され、パワフルな走りを実現。デザインも近代的になり、幅広い層に支持されました。
第3世代 (JB23/JB33/JB43型: 1998-2018)
軽自動車のJB23型と普通車のJB33/43型をラインナップ。軽自動車モデルはK6A型エンジンを搭載し、高出力と環境性能を両立。コイルスプリングサスペンションの採用により、オンロード性能も大幅に向上。20年にわたり改良を重ねながら生産を継続しました。
第4世代 (JB64/JB74型: 2018-現在)
伝統的なラダーフレーム構造と剛性の高いボディを組み合わせた新プラットフォームを採用。軽自動車規格のJB64型は、R06A型エンジンを搭載し、低燃費と走破性を両立。普通車規格のJB74型(ジムニーシエラ)は、1.5L直4エンジンを搭載し、より高いパフォーマンスを実現。
デザインは、初代から受け継がれてきた丸目ヘッドライトや縦格子グリルなど、クラシカルな要素を残しながら現代的な解釈で進化。室内は実用性を重視しながら、最新の安全装備や快適装備を充実させています。
オフロード性能では、AllGrip Proと呼ばれる4WDシステムや、ブレーキLSDトラクションコントロール、ヒルディセントコントロールなど、最新のテクノロジーを搭載。一方で、パートタイム4WDや副変速機といった伝統的な機構も継承し、本格的な悪路走破性を維持しています。