日産 スカイライン
ＧＴ−Ｒ Ｍスペック 1999年式の買取価格情報

初代スカイライン (1957-1964)

プリンス自動車工業から誕生した初代スカイライン。1500ccエンジンを搭載し、当時としては革新的なデザインと性能を誇りました。高級車として日本の自動車界に新しい風を吹き込みました。

2代目スカイライン (1964-1968)

2000GTが登場し、モータースポーツでの活躍が始まりました。特に1964年の第2回日本グランプリでポルシェを追い詰めた「スカイラインGT」は、日本車の実力を世界に示した象徴的な存在となりました。

3代目スカイライン (1968-1972)

日産との合併後初のスカイライン。2000GT-Rが登場し、「ハコスカ」の愛称で親しまれました。サーキットでは50戦連勝という伝説的な記録を打ち立て、GTRブランドの基礎を築きました。

4代目スカイライン (1972-1977)

通称「ケンメリ」。GT-Rは2年で生産終了となりましたが、独特のスタイリングで人気を博しました。現在でもコレクターズアイテムとして高い評価を受けています。

5代目スカイライン (1977-1981)

通称「ジャパン」。燃費規制の影響でGT-Rの設定はありませんでしたが、GT-EXやGT-ESなどのスポーティーモデルで人気を維持しました。

6代目スカイライン (1981-1985)

FF化が進む中、FRを継続。R30型として知られ、特にRS-ターボが人気モデルとなりました。2000RS-ターボCは、当時のFIA Group A規定に合わせて開発されました。

7代目スカイライン (1985-1989)

R31型。RB20エンジンを搭載し、GTS-Rは限定800台の特別仕様車として人気を博しました。

8代目スカイライン (1989-1994)

R32型。GT-Rが16年ぶりに復活し、「グループA」での圧倒的な強さから「ゴジラ」の異名を取りました。RB26DETT型エンジンと4輪駆動システムATTESAE-TSの組み合わせは、現代でも語り継がれる伝説となっています。

9代目スカイライン (1994-1998)

R33型。先代の成功を受け継ぎ、さらに洗練されたGT-Rを展開。ニュルブルクリンクで7分59秒という記録を達成し、量産車として初めて8分の壁を破りました。

10代目スカイライン (1998-2002)

R34型。GT-Rの最終型として知られ、マルチファンクションディスプレイの採用など、先進的な装備を搭載。映画「ワイルド・スピード」への登場でも注目を集めました。

11代目以降 (2002-現在)

V35以降はスカイラインとGT-Rが別モデルとなり、スカイラインは高級セダンとしての路線を強化。現在は13代目となり、ハイブリッドモデルも展開しています。GT-Rは独立したモデルとして、スーパーカーの領域で進化を続けています。

R34型（1998年-2002年）

R34型は、R33型の後継モデルとして1998年に登場。GT-Rには、RB26DETT型エンジンを搭載し、280psを発生。6速マニュアルミッションと組み合わされ、4WDシステムATTESAE-TS PROを採用。大型の液晶マルチファンクションディスプレイを装備し、様々な車両情報を表示できる先進的な機能を備えていました。

V35型（2001年-2007年）

V35型からプラットフォームを日産フェアレディZと共通化。VQ35DE型V6エンジンを搭載し、FRレイアウトを採用。スポーティーなセダンとして、新たな方向性を打ち出しました。GT-Rは別モデルとして独立することとなります。

V36型（2006年-2014年）

V36型は、VQ37VHR型3.7L V6エンジンを搭載し、最高出力333psを実現。7速ATや6速MTが選択可能で、セダンに加えてクーペも用意。高性能モデルの「370GT Type SP」なども設定され、スポーツセダン/クーペとしての性能を更に向上させました。

V37型（2014年-現在）

現行モデルのV37型は、VR30DDTT型3.0L V6ツインターボエンジンを搭載。最高出力400psを発揮するレッドスポーツなど、パワフルなモデルをラインナップ。デザインも大幅に刷新され、クーペライクなスタイリングを特徴としています。先進運転支援システムProPILOTなども搭載し、最新技術との融合を図っています。