モデルの詳細情報
初代モデル(J31型:2003年-2008年)
日産の高級セダンとして2003年2月に登場したティアナ。スカイラインとセフィーロの中間に位置する車種として開発され、VQ系エンジンを搭載。2.3L、3.5Lの2種類のエンジンラインナップで展開され、上質な乗り心地と静粛性を追求。フロントグリルとヘッドライトを一体化させたデザインが特徴的でした。
2代目モデル(J32型:2008年-2014年)
2008年6月にフルモデルチェンジを実施。プラットフォームをアルティマと共有し、より洗練されたスタイリングへと進化。パワートレインは2.5L、3.5Lの2種類となり、全車CVT(無段変速機)を採用。インテリアの質感が大幅に向上し、後席の居住性も改善されました。2012年にはマイナーチェンジを実施し、フロントマスクのデザインを変更。
3代目モデル(L33型:2014年-2020年)
2014年2月に発売された3代目は、北米市場のアルティマをベースに開発。エクステリアデザインを大幅に刷新し、より流麗なクーペスタイルを採用。パワートレインは2.5Lエンジンのみの設定となり、ハイブリッドモデルも追加。先進安全装備「セーフティ・シールド」を搭載し、安全性能も大幅に向上しました。
4代目モデル(2020年-現行)
2020年に登場した現行モデルは、中国市場向けに開発されたモデルを日本仕様にアレンジ。デザインは従来のエレガントさを継承しながら、より現代的なスタイリングへと進化。パワートレインは2.0Lターボエンジンを採用し、プロパイロット2.0などの最新の運転支援システムを搭載。インテリアは大型ディスプレイを採用し、より先進的な雰囲気となっています。
内外装の質感向上と快適性を追求し続けてきたティアナは、日産を代表する高級セダンとして、ビジネスユースからファミリーカーまで幅広い層に支持されています。特に後席の快適性は各世代で重視されており、日本の高級車市場において独自のポジションを確立しています。